もう私の身の回りはApple製品だらけです笑
iMac
MacBook
iPhone
Airpods
iPad
Apple watch
きっと近い将来Apple TVを買うでしょう。
そして、噂されているApple Carが出たら間違いなく買うでしょう。
その機能・スペックではなく
世界観に惹かれ、その「一員になりたい」と思う。それがブランド。
もはやアップル製品の良さについて細かく説明する必要はありませんよね。実は4年ほど前に買ったMacBook(12インチ)を気に入っていて、1kg以下のこのモバイル感に勝てるPCに出会えません。当のAppleも今は最軽量でも1.2kgほどのMacBook Airになりますから、なかなか買い替えられません。きっとAppleシリコンの軽いバージョンが近い将来に発売されることを祈っています。
熱狂的なファンを生み出す秘訣
ただし、このような機能・スペックはもちろんなのですが、やはり機能やスペックだけだと「ファン」にはなれませんよね。ファンという領域にまで人の心を持ってゆくのは何でしょうか。
それが「世界観」というものなのだと思います。
特に最近のAppleの方向性は全てのApple製品のデバイスが自分のApple IDがつながり、同期をしてゆく方向性です。つまり身の回りのAppleデバイスが常に私の最も必要なモノやコトを察知して先回りして考えてくれたり、最短で目的を達成させて「くれそうな」予感をもたらします。
まだ達成されていないことでも、達成「してくれそう」な感じ。このフワっとした期待が「世界観」なのではないでしょうか?
この先の人生でテクノロジーのチカラでいかに快適な生活を実現してくれそうなのか、その期待が私の財布の紐を緩めるのです。
そして新しい生活様式に前向きに移行しようとしてる人々の一員になれている感覚、が私のApple愛の根源かもしれません。するとアップルがデザインしているのは製品ではなく、人々の生活なのですね。
サスティナビリティ実現期待企業ナンバーワンは
同じような方向性として、テスラにも期待しています。
テスラは単なる自動車製造会社ではありませんし、バッテリーマネジメント会社にもとどまらない世界観を構築し始めています。脱炭素の流れの中で実現しようとしている持続可能な世界をつくるというミッションに期待と世界観があるのです。
テスラのEVに乗ることが、単に快適な高級車に乗っているという所有欲を充すというレベルではなく、持続可能な社会の形成に寄与しているという、つまり「一員になっている」という感覚を生むのです。するとテスラ車と比較対象にすべき車が見当たらなくなるのです。
これを書いていて思いました、きっと将来僕はテスラを買います。
メンバーシップ感のもたらす高揚感
何らかの理想に対して共感し、その実現のための一員になることが、はたから見るとファンです。
そしてそのファンの心に宿っている意識が「ブランド」そのものです。
そして、現在のところ、このようなブランディングのど真ん中にいるのが、トップ経営者です。
故スティーブ・ジョブズ、そしてイーロン・マスク。
彼らの役割は何でしょうか?テクノロジーの技術や開発スキル、エコロジーの知識など、それぞれの専門領域については彼らCEOよりも優秀な人材が周りにいるはずです。しかし優秀な人材はおカネだけではなく世界観への共感によって集まります。インナーブランディングもアウターブランディングも全て「実現したい理想」というひとつの夢で一気通貫でまるごとまとめてしまう力、それが世界観というものかもしれません。
テクノロジーだけではない
しかし、新しい世界観はテクノロジーだけが実現するものではありません。
つまりすべての業種の経営者が行うべきことが「実現したい理想」を本音で語れる理念を構築することなのです。とくに私が携わっている乳幼児教育こそ、そのど真ん中だと思っています。